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【本紹介】マンガーの投資術

マンガーの投資術 デビッド・クラーク著 をご紹介。

 

チャーリー・マンガーは、バークシャー・ハザウェイの副会長で、長年バフェットとともに経営し、バークシャーの驚異的な株式リターンを実現してきました。

ビル・ゲイツをして「チャーリー・マンガーほど物事を幅広く考えている人間を他に知らない」と言わしめる程の人物です。

この本はそんなマンガーの名言集で、とても良い本なのでなので彼の名言を一部紹介します。

 

‘’投資では、座して待つことが重要だ。証券会社に支払う手数料を抑えられるし、つまらないことに一喜一憂しなくても済む。うまくいけば、税金の節約にもなり、年に1%か2%、ないしは3%の利益が転がり込んでくるのだ。‘’

投資では、短期的な株価の動きを予測して売買を繰り返すよりも、並外れた成長力を持つ銘柄を購入して何年も持ち続けたほうが勝率が高くなります。

売買を行うと、税金と手数料という形で資産の一部が削り取られます。

投資において1%の違いは小さいように見えて、長期で積み重なると実は大きな違いになります。短期投資というのはそもそも分が悪い投資法で、その事を理解していない人は多いのではないでしょうか。

 

 

‘’みなの真似をしていたら、平凡から抜け出すことはできない。‘’

今コロナショック真っ只中ですが、皆と同じようにパニックになって保有株を売却したり、投資をやめてしまっては、良い結果は得られません。

やるべきことは単純で、みなが売っているときに買い、そのまま保有し続ければ良いということですね。

 

 

‘’めったに起こらない困難に耐えることは、決して静まることのない苦悩の海を渡るよりもずっと容易である。‘’

コカ・コーラやアメックスのような優良企業は、困難な状況に陥ることはめったになく、あっても簡単に解決できます。一方、平凡な企業は頻繁に困難に陥り、そこから抜け出すために多大な労力が必要になります。投資する場合はもちろん前者ですよね。

 

 

‘’投資で成功するためには、度胸と忍耐という、とんでもなくハードルの高い二つの資質が必要になる。そして、好機が来たら、迷わず跳びつく準備ができていなければならない。好機というものは、そうそう長くは続かない。‘’

マンガーやバフェットは、大暴落のときに行った投資で成功しています。彼らのような人であっても、金融危機を避けることはできません。避けることはできないと理解した上で、金融危機が来たときのために現金を積み上げています。実際に金融危機が起きれば、その現金を大胆に使い、その後のリターンを押し上げています。

この方法は、良い企業を探し、安くなるまで時には何年間も待っていなければなりません。大抵の人は待つことができず、割高な株価で購入し、現金を残しておくことができないようです。そして、周囲が怯えて悲観が漂う中で、大規模な投資を実施する行動力が必要です。

普通はこんなことできません。できるようになるには、合理的な判断ができるように、深く学ばなければなりません。

 

 

‘’目覚めたときよりも少し賢くなっているように心がけて日々を過ごしなさい。やるべきことを忠実に、よりよくこなしなさい。毎日少しでもいいから前に進もうと努力しなさい。やがて長く生きれば報われる日が来るはずだ。‘’

心にグサリと突き刺さる言葉です。毎日コツコツ努力すれば、自分の能力も福利の効果で、いつしか大きな違いになるということです。毎日自分に言い聞かせたいです。大きな成功は小さな努力の積み重ねで得られるものなので、短期的な小さな成功に囚われるのは賢明ではないかもしれません。

近くの小さな成功よりも、遠くの大きな成功です。

 

 

‘’私は、あまり興味のない分野で成功したことはない。もしも興味を持てないのであれば、あなたがどれだけ賢くても、大成功することはできないだろう。‘’

好きなことでなければ努力できないので、成功もできませんし、自分の得意分野の知識を他の分野で使っても上手く行かないですよね。

ハンマーを持つ人にはすべてが釘に見える。ですね。

一つの分野で成功しても他分野では素人。分からないものには謙虚になりましょう。

 

 

 

‘’私が出会った賢人はいつも読書をしていた、全員だ。バフェットと私がどれほど本を読んできたかを知れば、誰もが驚くだろう。子どもたちが‘’足の生えた本‘’と呼ぶほど、私は本を読んできた。‘’

周りと違う結果を得たいなら、それ相応の努力が必要です。私の印象では、バフェットは投資を「簡単なこと」といいますが、マンガーは「難しい」といいます。偉大な成果の裏にある努力を見誤ってはいけません。

 

 

 

 

この本ではマンガーの投資哲学のみならず、人生哲学を知ることができます。

彼は長年学び考え続け、それにより、周囲の意見や思い込み、過去の事例などに囚われず、常に事実を正確に捉えて判断できるのだと思います。

この「事実を正確に捉える」ことは非常に難しいです。

人が失敗するときは、「分からないこと」ではなく「分かっていると思い込んでいること」で起きます。

分からないことを把握し、分からないものには「分からない」と答えなければなりません。

 

彼の言う「学ぶ」とは「読書」のことです。

あれこれ手を出すのではなく、じっくり読んで考える。このシンプルな行動が大きく人を成長させるのだと感じました。

 

何度も読んで、心に刻みたい言葉ばかりです。